ほぼ日記のようなもの

仕事に関係あったりなかったり

「そんなん今大丈夫なの?」と思わず言った

三男は中学生です。
ここのところ体育大会の練習が続いていて、毎日砂だらけの汗まみれで帰ってきていました。
「鼻かんだらめっちゃ砂!」とか三男が笑い、アハハと同調しつつも(すげーPM2.5とか吸い込んでるんだろうな〜やだな〜)という気持ちが常に心の中にあります。どうなんでしょ。
それは置いておいて、出し物の中で男子だけ上半身裸になって踊らないといけないものがあります。
男子だけさ、脱がないといけないんだよね。
俺、みんなに比べてチビで痩せっぽちだから恥ずかしい。筋肉欲しい。
そんなことをぽつぽつ話すのを聞いて結構びっくりしてしまいました。
え!!裸!なんで?と聞くと、「先生が、その方が『男らしいから』だって」とのこと。
思わず「すごいこと言うじゃんその先生」と返してしまいました。
なんか、結構昔からジェンダー的な教育ってやってると思うのですが。昭和かよ、とその先生に突っ込みたい。いちいち言わんけど。
あんたもだけどさ、体のコンプレックスは男の子にもあるよね。
太ってる、痩せてる、毛が濃い、色が白い、色が黒い、肌が荒れてる、傷がある、体を見せたくない理由なんてたくさんあるのにね。
もしかしたら体は男でも心の中は女って子だっているかも知んないじゃんね。なんで簡単に「その方が男らしいから男子だけ裸になれ」なんて言えるのかな。野蛮だね。
三男とそんな話をしました。
女の子は体育服の上にハッピだそうです。男子もそれでいいじゃんって思うのですが。
男らしいとか女らしいとか、そんなの人に強制されるもんじゃないとお母さんは思う。
こういうことがあるたび「先生の言うことはちゃんとよく聞きなさいよ」とか言いたくなくなるんですよね。
三男に限らず、子供たちは早く大きくなって自由を掴みとって欲しいと思います。